2020年4月の話題

 新型コロナウィルスの感染がなお治まらないため、これの抑制のため総理大臣が4月7日に改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。この法律は3月にコロナウィルスも対象に加える改正を行ったばかりである。感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で、人と人との接触を7~8割削減し、感染を防止することが目標である。
 実行に当たるのは各都府県の知事、外出の自粛を要請すると共に、三密と称される密閉された場所、人が密集する場所や行事、人々が密接に会話談笑する場所の閉鎖や営業休止を要請した。期間は4週間5月6日までである。
 この要請を受けて、生活に必要なコンビニや食料品店は別として百貨店や店舗、バーやナイトクラは休業、人が集まる各種イベントは中止、プロ野球も開幕を遅らせ、食堂なども営業時間は5時~20時の間で、その内酒を出すのは19時までとするなど、日常生活にも大きな影響が出た。会社などにも出勤せずに自宅で仕事をするように要望している。
 関西支部でもこの影響も受け、4月12日に大阪府立図書館で予定していた第249回仏滅会を延期した。図書館の閲覧室は席の間隔が確かに狭い。またこの期間に入る追分公民館での追分フォーラムは部屋は大きいが外出自粛期間内であるのでこれも延期された。
 軽井沢は大気も清らかな高原地帯にあり、未だ感染者はゼロである。逆に環境が良いため何時感染するかわからない東京から別荘族が押しかけ、スーパーの駐車場に県外ナンバーの自動車で埋め尽くされているとTVニュースが伝えていた。別荘はいわば軽井沢の自宅、宣言には該当しないと軽井沢町長がコメントしていた。
 開催日やその詳細はまたHPなどでお知らせします。 なお、6月の第250回記念仏滅会は、三密に該当しない広い部屋を予約している。