2020年5月の話題

新型コロナウィルスは、まだ医師も医学者先生も、その正体や予防法、治療法は分かっていない。辛うじて確率は悪いが検査法が知られている程度である。火星のはるか先で太陽の周りをぐるぐる回っている小惑星までロケットを飛ばし、観測し、また地球へ帰って来る技術は開発されたが、身辺のウィルスにはまだ手がつかない。小惑星は規則正しく決まった運動をするだけであるが、ウィルスは正体の捉えどころが難しく、それ自体変化するので、現代の科学を以ってもなかなか対応が難しい。 関西支部としても、年間の行事予定を定め本年6月に仏滅会が250回を数え、12月に発足以来満40年を数えるところから、いろんな計画を進めようとしていた矢先に外出自粛、会合自粛、会食や宴会自粛が打ち出された。予防法や治療法も良く分らないのでとりあえず感染防止をはかるのが第一となり、大袈裟に規制が始まったのである。 すでに4月の第249回仏滅会は延期を決め、おそらく11月に開くことになりそうである。5月の追分フォーラムも少し感染も納まり自粛・規制も緩和されるであろうと7月までとりあえず延期、その後の社会の経過を見る事とした。しかし医学的・科学的な解明はまだまだ先になりそうである。 ホームズ先生も1ミリにも満たないウィルスは、なかなか太刀打ちできないようである。