2020年10月の話題

コロナ禍にめげず―関西支部


令和に年号が変わって2年目の本年、本来は仏滅会250回、WEJ5500ページ、関西支部40周年と、関西支部では年間を通じてお祝いの行事に浮きたったはずであった。 それがコロナウィルス感染防止のため集会やお祝いの会食が自粛をもとめられ、今年は2月の第248回仏滅会を神戸で開き、懇親の新年会も灘の酒蔵の店で盛大に開催したが、その後は足踏みを余儀なくされた。 4月に予定していた、第249回仏滅会はコロナ流行の動向を見るために延期し、様子を見た上で手指の消毒や換気など三密防止に意を用いつつ豊中市で11月に開くこととなった。広い部屋を確保し、換気をはかりながらの仏滅会、懇親会も客全員に入店時に手洗いを求める安全なお店であった。 5月予定の第30回の追分フォーラムは、期日を延期したが、軽井沢が会場の閉鎖を続けたため中止、有志が第29.8回追分フォーラムと称して集まり、コロナウィルス飛沫の一粒もない清らかな高原を楽しんだ。6月の第250回記念仏滅会も中止、わずかに250回記念仏滅会実行委員長の真下さんが、ホームズの図柄の額面63円と84円の特製切手を作成し希望者に頒布するにとどまった。8月の251回も中止、2月以来8か月のブランクとなったが、この間会報WEJは毎月定期的に発行を続け、ようやく10月に奈良市で仏滅会を開催した。懇親会も予定どおり持ったが、誰もコロナウィルスには感染しなかったようである。 この間、10月3日付発行のWEJ516号の4面で創刊以来5500ページを記録した。このページには、昭和56年当時の仏滅会の活動を回顧する記事が掲載されている。そして12月には、仏滅会250回記念を兼ねた関西支部40周年の記念仏滅会が待っている。 コロナにもめげず関西支部は歩みを続けている。