272回仏滅会報告

6月仏滅会報告
 秦 浩洋

6月13日土曜日13時、兵庫県民会館9階にて第272回仏滅会が開催されました。幹事は篠田典子さんと私。会議室は窓も多く見晴らし最高でした。隣に神戸栄光教会があり、高い場所の大きい鐘も、会議室のある9階からは、間近に見えて壮大でした。この日研究の成果を発表をして頂いたのは、新野英男氏と、吉本研作氏です。新野氏の「テキストマイニングで読むホームズ」~アンソニー・バウチャー説の検証~は、ホームズの「最後の事件」以後のホームズは別人説など、私自身考えたこともない不思議な発想を解明するものでした。テキストマイニングは、あらゆる分野(ビジネス関係、何らかの分析関係、何らかの鑑別・鑑定関係などなど)で活用されているそうです。氏曰く「簡単に言うと、ビッグデータを見える化する手法の一つ」だそうです。
マイニングとは鉱山を採掘することとの事、この日の新野氏の作成したテキストにもありますがあらゆる単語が何十個も出てくる画を私自身も何かで何度も目にしたことあります。重要視的な単語は真ん中辺りに大きく、その他重要性が乏しい単語は、小さく端っこに(遠近方でいくと後ろ)という様です。また新野氏は、過去にも4回テキストマイニングについて発表されていました。エキスパートの新野氏が言うように、最後の事件以後のホームズは別人だったかも・・・。また新たな発見あるのでしょうか?
休憩タイムの後、順番に皆さんの近況や、中尾真理女史から、今年5月の追分フォーラムの話をして頂きました。ほのぼのした皆様のほのぼの報告を共有できた平和なひと時でした。「シャーロックホームズのTシャツを自慢しに来ました」と言って着てこられた会員さんがおられて、皆さんの笑いを取ってました。そして次に発表されたのは、吉本研作氏による「真相まだらのひも」です。また氏は、これまでの研究の成果を本にされ、大変ノリノリとお見受けしました。この日も即売されましたが、ノリノリの波にあやかろうと一冊購入させて頂きました。蛇の習性が、「まだらの紐」作中に出てくる蛇の習性と違うことなど矛盾を指摘されていました。なるほどと頷けるものばかりで、すごい真理眼です。また、氏は最後に自身創作した小話を、自身でおはやしも用意し披露して下さいました。6月1日見逃した方は、いつかまた再演されることを信じて楽しみにしていましょう。
仏滅会は、終わりに近づき、まだ時間があるとのことで、興味を持たれた15人程で、会館周辺の教会の辺りなどを散策されました。私は9階で留守番してましたが、今更ながら何故付いて行かなかたのか後悔しています。
待ちに待った楽しい二次会ですが、10分ほど北東に歩いた英国パブ風レストランバー「オールドイングランド」に参りました。前の英国館(昨年)も素晴らしかったですが、今回のオールドイングランドも素敵なお店でした。参加した15人分の席は、2階に用意されていました。お店のHPにもありますが、本場イギリスの骨董品などふんだんに飾っておりました。店の名の通りまさにオールドイングランド!アルコールを飲めない私ですがノンアルコールのカクテルを沢山楽しませて頂きました。皆様のおかげで今回も盛会で終えることができました。ありがとうございました