会員一人一役で毎回の運営に工夫
2024年を迎え関西支部もWEJが第50巻を迎えた。また運営がマンネリにならないよう、仏滅会の幹事にせよWEJの編集にせよ各会員が一人一役を担当し、それぞれ工夫を重ねている。
例えばWEJ1月号では、昨年12月に開いた仏滅会で撮影した各仏滅会の担当者の写真が大きく掲載されている。これが全役員ではないが、前列には関西支部HP担当の西岡さん、関西支部代表の平賀さん、追分フォーラム校長で12月発表者中尾さん、12月仏滅会幹事の森田さんと吉川さん、後列には九州大学教授である鬼丸さん、和歌山医大教授である増田さん、運営委員の眞下さん、奈良仏滅会で幹事を務められた渡辺さん、神戸仏滅会の幹事を務められた篠田さん、2月仏滅会の幹事を務められた出嶋さんなど関西支部仏滅会の面々が顔をそろえている。
これ以外に多くの会員が交代で、あるいは順番で支部の運営に当たっている。たとえばWEJ12月号によると、本年の会員証は吉川さんのデザイン、論文として平賀さん、吉本さん、原田さん、山崎さんの4名が投稿しており、4月仏滅会の予告記事を見ると幹事は外海(弘)さんと堀江さん、発表は林さんと間々田さんのお名前がある。これだけで19名になる。
また、1月号には2023年関西支部運営の記録と「ウエスト・エンド・ジャーナル総目次(49)」が掲載され、2023年度の活動の詳細な記録が報告されている。これらは会社なら株主総会での事業報告に相当し、「誰々さんが発表されたのはいつだったかな」とか「どの記事が掲載されたのは何月号だったかな」といった疑問にも応えると共に、1年間の活動を総括するプロフェッショナルな記録である。今後ともそれぞれの担当者がアイディアを出して、より充実した楽しいクラブとして運営されるように期待される。
いずれにせよ、仏滅会は通算270回。ホームズ引退120周年を記念した2月仏滅会では幹事を務めた福島さんと出嶋さんのアイディアで、二次会のメニューに、指さんが発表された《金縁の鼻眼鏡》に因んでミラノ風カツレツを加え、また関西支部から白雪を頂く浅間山の絵葉書が配られた。