シャーロックホームズクラブとは?
このHPに来ていただける方々は、もちろんシャーロック・ホームズがお好きな方だと思います。JSHCの関西支部の公式HPでありますし。
世の中には色々な趣味の方がいらっしゃって、特にあるジャンルを深く愛する方々は、なになにオタクと呼ばれています。テレビで放送されているクイズ番組「99人の壁」なんかではほんとうに色々な「オタク」の方が出てこられて、我々部外者にはなんでそんなことまで、と驚くような知識を披露されています。
ホームズの「オタク」の方はシャーロッキアンと呼ばれます。ホームズとその物語を深く愛し、ホームズに関する深く、広い知識を持っている。そういうイメージですね。
そのシャーロッキアン達が作っているのが今や世界のあちこちにある「シャーロック・ホームズ クラブ」であるわけです。有名な「ベイカーストリート イレギュラーズ」「ロンドン シャーロック・ホームズ協会」などは高名な作家さんや学者さんなど、そうそうたる面々が会員となってホームズに関する「研究」にいそしんでいる、というイメージです。
日本にも「日本シャーロックホームズクラブ」(JSHC)があって、機関誌や研究書などを発行しています。もちろん、名のある作家さんや学者さんも参加されています。でも…ここが問題です。この私めも会員の一人なんです!
わたくしめはもちろん、ホームズの物語は子供のころから大好きですし、ホームズ物の書籍で棚を埋めたりはしています。しかし、単に物語を楽しむだけで深い知識など持ち合わせていませんし、「研究」にあたるようなこともしていません。で、わたくしめなどとうていホームズオタクではなく、「シャーロッキアン」などと自称できようもありません。海外の特に由緒あるクラブは会員になるには難しい資格や論文の提出などの必要があり、会員と認められるだけでかなりな名誉である、らしいです。らしいというのはわたしめ、伝聞でしかない知識であって、これまでホームズクラブを舞台にした小説(あるから怖い)なんかからしか想像していないからです。すいません。
わが、JSHCについても同じであって、入会には論文の提出が必要であるとか、ホームズに関するテストが出されるとかいううわさが流れています。中にはランダムに選ばれた会員と対決して勝たねばならない(ライヘンバッハの滝で!?)という大変な試練があると心配されている方もいました。
そんな資格試験があるなら、わたしめがここで管理人をやっているわけがありません。JSHCの会員になるためにはホームズへの愛と年会費(そんなに高くないです)を払う財力があればすむのです。JSHCはホームズのファンならどなたでも受け入れています。おかげさまで世界のホームズクラブの中でも会員数の多いクラブとなっています。ホームズの物語がお好きな方はどうぞお仲間になってください。ただし…沼は沼ですぞ~~世界中にシャーロッキアンというオタクを作り出すホームズの世界という沼は…深いです。