オタクとは?

 先のホームズクラブについての記事で「ホームズのオタクのことをシャーロッキアンという」と書いてしまいました。世のシャーロッキアンの方々の中にはいわゆる、「オタク」と一緒にされて気を悪くなさっている方もいるのでは、と思います。
 「オタク」のイメージとしては緩んだ体形に身なりはあまり構わず、「押し」のキャラクターグッズをぶら下げたリュックをしょって、アキハバラか日本橋あたりをうろついている、というイメージでしょうか。「シャーロッキアン」に対してかっこいい感じではありません。
 わたしめの思う「オタク」は一つの自分が大好きなもの、興味を持つものに全力を傾け、それを体験したり、知識を得ることに喜びを感じる人々のことです。
 またしても、テレビからの受け売りを許してもらえれば、クイズ「99人の壁」で登場するチャレンジャーの方々をみれば、そのジャンルの多さに驚きます。よく言う、鉄道オタクにしても、列車に乗ることが好きな「乗り鉄」や、写真を撮るのが好きな「撮り鉄」と呼ばれる方々、また車両に関する知識や全国の駅に詳しい方々、等色々な「鉄オタ」がいます。
 小さなお子さんが大人も顔負けの知識を披露し、負けると本気で悔しがる。オタクとはだれに強要されることもなく自分の興味を追及して、楽しく知識を広げておられる人たちだと思うのです。それが他の誰かにとっては些末な事でどうしてそんなものに興味を?と思われようとも、その人にとっては全身全霊を傾けるべきテーマであるのです。
 わたしめはそんなオタクな方々を尊敬します。人生において、そういうテーマを見つけられたことをうらやましいと思います。
 え?お前はどうなんだって?わたしなんかとてもとても。色々と興味のあることはありますが、どれをとってももっと上の知識を持っていらっしゃる方がたくさんいて、オタクを自称するほどの自信はありません。
 で、次はホームズ命なシャーロッキアンの方々について勝手なことを書いてみようかな~~~。叱られるの確実やなあ( ̄▽ ̄;)

2020年08月04日