2023年9月の話題

 新着の「ベイカー街通信」を見た会員は、何か異常を感じなかったであろうか。それは夏の大会が大きく秋にずれ込んでいる上、開催日程が10月8日(日)となっていたことである。この日は奈良での仏滅会の予定であった。
 関西支部設立の時まで遡る話であるが、小林司さんから「事務局は東京に置くが、決して上役ではなく、支部の設立もその活動も事務局の認可や承認は必要ありません」「会員も費用や時間を費やして東京にやって来る必要はなく、それぞれ独自に活動してください」「全国の会員が集まって意見交換を行い、親睦を図るため全国大会を年2回開く。一回は東京かその周辺、一回は地方で開きたい」との方針を示して設立を大いに奨められた。
 関西支部ではこの故主宰者の思想に異論はなく、例会仏滅会や会報WEJ活動を充実させて会員の活動を奨励している
 その一つに、前年度内に次年度の行事予定を決定して広報することがある。会員が仏滅会などに出席する予定を立てやすくし、活動を盛り上げるためである。例会は会員のため、また全国のシャーロキアンのためにあるのである。本年度分は昨年11月発行のWEJで公開している。
 ところが、東京の事務局はこの日に夏の大会を開くと決定したのである。
 結局は、奈良仏滅会な会場の都合で10月7日(土)に変更したが、奈良で懇親会まで参加し、翌日昼まで大会会場の高崎市に駆けつけるのはほとんど不可能である。事務局の担当者は、より全体を見て全会員のために業務を進めるよう心掛けてもらいたい。